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食べ頃シールは日本の農業を救う
 日本の農産物は「大きさ」,「色」の点ではきわめてよくそろっている。しかし,味はどうだろう。買った果実が美味しくなく、がっかりした経験は誰でも持っている。 その原因が全て生産農家にあると思えない。食べ頃をはずしたことによって生産物が正当に評価されていないだけである。工業製品は不良率が0.0003%である。 しかし食べ頃でない果物を食べる率はこれよりもはるかに高い。
当社では果実の硬さを非接触で測り、
果実の硬さから熟度を判定する技術を開発してきた。もともと未熟な果実は硬く、 熟れすぎると軟らかすぎて美味しくない。食べ頃には食べ頃の硬さが必ずどこかにある。ここに注目し、いろいろな果実について食べ頃の硬さを決定して、 硬さから食べ頃あるいは取り頃を判断するデータを集めてきた。この技術とデータを使うことにより、販売する前に果実の硬度を測り、あとどれだけで食べ頃を迎えるかを知ることが出来るシールを貼ることが可能だ。
  この食べ頃シールで果物の不良品率を大幅に下げることが期待できる。このシールが貼ってある果物は貼っていないものと差別化できる。少々高くとも当たり外れの無い果物を食べる方が結局は得になることもある。価格的に安い海外からの農産物の輸入に対抗するためには,このような消費者に、より高い満足を与える売り方が必要では無いだろうか。

生研センターの補助金によって更に研究開発を推進します。詳細はこちら



(ブドウの非破壊熟度検査の様子)
果実の硬さで食べ頃・取り頃を知る技術 より抜粋
            
出典:蒲{賢堂 農業および園芸 第79号 第12号(2004)